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AI診断で指摘が多かった項目、上位はこれでした。無料診断の結果まとめ

9月7日
読了時間: 8分

9月1日から、ホットペッパービューティー掲載ページの「無料診断」を始めました。

診断は、サロンページのURLをお預かりして、AIが公開ページを読み取り、約45項目(ネイル・まつげ・眉のサロンは約30項目)を◯/◯▲/▲/×で判定し、検索順位も実際に測ります。判定の設計と最終確認は人が行い、PDFでお届けしています。

この記事では、初週にお届けした診断の判定を集計して、「どの項目に指摘が集まったか」を公開します。


先にお断りしておくと、ここで分かるのは公開ページの状態だけです。予約や売上が実際にどうなっているかは、ページからは分かりません。「この指摘が多かった」という事実と、診断レポートで提案している直し方を、そのまま書きます。


前置き:集計の対象

  • ヘアサロンが74%、ネイル・まつげ・眉サロンが26%

  • 契約プランはライトからプラチナプラスまで

  • 全国11エリア

  • 運営店舗数は1店舗が68%。2〜3店舗、4店舗以上のグループも

個別のサロンが分かる書き方はしません。数字はすべて割合です。


1.全体の判定

全サロンの全項目(対象外を除く)の判定は、こう分かれました。

判定

割合

◯ 適切

22%

◯▲ 設定済みだが改善余地あり

44%

▲・× 要対応

34%

一番多いのは「設定はしてあるが、改善余地あり」です。

何も設定していない項目より、設定したまま整えていない項目のほうが多い。これが集計して最初に見えたことです。


2.要対応(▲・×)の指摘が多かった項目

ヘアサロンで、要対応と判定された割合が高かった順です。

項目

要対応の割合

クーポンの本数

100%

メニューの数と説明文

79%

スタイルの詳細データ・説明文

79%

スタイル名

71%

PickUp口コミ

71%

クーポンのタイトル

64%

再来クーポンの設計

64%

スタイリストのキャッチ

50%

在籍情報の整合

50%

ブログの署名

50%

ネイル・まつげ・眉サロンでは、PICK UPスタッフが100%、サロンからの一言・クーポンの本数・クーポンのタイトル・フォトギャラリーのタイトル・PickUp口コミがそれぞれ80%でした。

上位を見ると、指摘は「クーポンとメニュー」「スタイルの名前と説明」「口コミとスタイリストの見せ方」の3つに集まっています。

順番に、AIが何を指摘していたのかを書きます。


3.クーポンとメニュー:指摘率100%だった「本数」

要対応100%は、クーポンの本数でした。

最少13本、最多102本、中央値は40本。業界で適正とされる合計5〜8本前後(新規3〜5+再来1〜2+全員1〜2)の、ざっくり5倍です。

本数が増えている理由として、レポートに繰り返し出てきた指摘は3つです。

  • 同じ内容が「新規」「全員」「再来」の3区分に展開されている(ほぼ全サロン)

  • 「↓↓↓ここから下がカラークーポン↓↓↓」のような、予約できない¥0の見出し用クーポンがある(全体の79%。最も多いサロンで13本)

  • トリートメントの段階や炭酸ケアの有無で、同じメニューが並行して並んでいる

メニューも同じ傾向でした。ヘアサロンのメニュー数は中央値34個。業界で適正とされる10〜15個に収まっていたのは7%です。1個しかないサロンもあれば、150個を超えるサロンもありました。

利用条件欄の「併用不可」は全体の68%で見つかりました。ホットペッパービューティーは1予約につき1クーポンなので不要な記載、というのがレポートの定型の指摘です。

クーポンのタイトル(要対応64%)は、記号の不統一、スマホで見える先頭18文字に対象と施術がない、末尾に価格が重複、が主な中身でした。

レポートで提案している直し方は、この順です。

  1. ¥0の見出し用クーポンを消す

  2. 3区分に重複しているものを、メニュー選択型の1〜2本に統合する

  3. 「併用不可」を消して、空いた欄に「指名可」「ロング料金なし」を書く

  4. まず20本以下にする

例)

×「他券併用不可・予約優先」

〇「指名可/ロング料金なし/前回来店から30日以内」

ここは私の感想ですが、40本の中から自分に合う1本を探す作業を、お客様の立場でやりたいかどうか。私なら途中でやめると思います。


4.スタイルの名前と説明:検索順位の実測とセットで

スタイル名は要対応71%、スタイルの詳細データ・説明文は要対応79%でした。

指摘の中身はこうです。

  • スタイルの半分以上が同じ名前の使い回し:ヘアサロンの43%(最大で99%が同名)

  • 年代の語(20代・30代・40代…)が入ったスタイル名が0枚:ヘアサロンの57%

  • 「うねり」「白髪」のような悩みの語が入ったスタイル名が0枚:ほとんどのサロン

  • 長さ・髪質・年代などの詳細データが未入力(絞り込み検索の対象から外れる)

検索順位の実測は、サロンごとに16〜20ワードで行いました。結果は、1ページ目(20位以内)が32%、61位以下(圏外)が46%です。

ヘアサロンのワード別では、こう分かれました。

  • エリア名(駅名・地名):1ページ目 71%

  • 「髪質改善」:1ページ目 14%、圏外 43%

  • 「縮毛矯正」:1ページ目 14%、圏外 43%

  • 「メンズ」:1ページ目 0%、圏外 100%

  • 「学割」:1ページ目 0%、圏外 93%

ネイル・まつげ・眉サロンでは、「まつげパーマ」が圏外80%でした。

エリア名は取れているのに、キャッチや特集で推している施術ワードが圏外、という形がほとんどです。メンズ特集に参画していたり、メンズクーポンを9本置いていたりするサロンでも、「メンズ」は圏外でした。

店名についても差が出ました。店名に施術ワードを組み込んでいるヘアサロンは29%で、その全てが店名に入れた語で1ページ目に入っていました。店名に施術ワードのない71%で、「髪質改善」「縮毛矯正」が1ページ目に入ったサロンは0%です。エリア名を店名に入れているサロンは、そのエリア名では全て1ページ目でした。

検索順位の決め方は公開されていないので、語の有無だけで順位を説明することはできません。ただ、今回の実測ではこの傾向が一貫していました。

レポートで提案している直し方は、同じ名前のスタイルから順に「悩み×形×年代」の名前(全角30文字)に付け替えること。撮り直しは不要です。

例)

×「髪質改善/縮毛矯正/レイヤーカット/ボブ」(×200枚、全部同じ名前)

〇「うねりを艶髪に|髪質改善ストレート×くびれミディアム/30代」


5.口コミとスタイリストの見せ方:整っているのに、鮮度と名義で指摘

口コミの返信そのものは、褒める判定が多い項目でした。返信率95%以上がヘアサロンの64%。低評価にも謝罪と改善策で個別に返信しているサロンが多く、レポートでも「お手本」と書いています。

一方で、要対応の指摘はこの3つに集まりました。

  • PickUp口コミ(要対応71%):1ヶ月以内の口コミを設定しているのは全体の5%。未設定が32%、残りは3ヶ月以上前のもの

  • 低評価(★3以下)の返信漏れ:全体の42%

  • 返信の署名(改善余地79%):担当者名・肩書き・店名の書き方が返信ごとに違う

スタイリストページでは、こういう指摘です。

  • キャッチ欄が「○日から休みです」「予約が取れない方はお電話を」のような業務連絡:ヘアサロンの57%

  • PICK UPスタイリスト(3枠)に空きがある:全体の47%

  • スタイリストの人数が、一覧・サロンデータ・登録数で食い違う:ヘアサロンの57%

  • 指名予約ができないサロン名義に、スタイルの2〜5割が紐付いている:ヘアサロンの36%

  • 産休中や姉妹店へ移動済みのスタイリストに指名ボタンが残っている:ヘアサロンの21%

再来クーポンの設計(要対応64%)は、こうでした。

  • 「2回目限定」と明記した常設の再来クーポンが実質0本:ヘアサロンの71%

  • 初回クーポンと2回目の価格の段差が2,000円超:ヘアサロンの43%(最大で5,000円超)。公式調査では、初回と2回目の許容価格差はヘアで約1,500円とされています

  • 有効期限(来店日条件)まで設定された再来クーポンは、ほぼなし

  • 対照的に、ネイル・まつげ・眉サロンは100%が常設の再来クーポンを持っていました

レポートで提案している直し方は、PickUp口コミを月1回差し替える、低評価から先に返信する、キャッチを「実績×得意×対象」に書き換える、「2回目限定・初回から30日以内」の再来クーポンを1本作る、の4つです。

例)

×「予約が取れない方は直接お店にお電話ください」

〇「【歴17年・年間2,000人担当】ショート×白髪ぼかしが得意◎男女問わず」


6.逆に、整っていた項目

指摘が少なかった項目も書いておきます。

  • ヘッダー画像(上位プラン):設定率100%

  • 雰囲気写真:適切57%

  • スタイルのクーポン紐付け:適切57%

  • 全クーポンに画像あり:全体の63%

  • スタイル100枚以上:ヘアサロンの64%

  • ブログ週2本以上:ヘアサロンの64%

  • ネイル・まつげ・眉サロンの特集のクーポン紐付け:適切100%

枠を埋める、量を作る、ここは多くのサロンでできていました。

指摘が集まったのは、その先の「名前」「整理」「鮮度」です。


◆まとめ

  • 要対応の指摘が多かった項目は、クーポンの本数100%、メニュー79%、スタイルの説明79%、スタイル名71%、PickUp口コミ71%

  • 指摘は「クーポンの整理」「スタイルの名前」「口コミとスタイリストの見せ方」の3つに集中

  • 整っていたのは枠の設定と量。指摘の多くは、撮影や費用なしで直せる項目

診断レポートの「最優先3点」に挙がった系統を集計すると、表記・鮮度の整備が95%、検索の取りこぼしが84%、クーポンの整理が79%、再来の設計が58%、指名の導線が53%でした。

まず着手するなら、レポートで最も多く提案していたのはこの3つです。

  1. ¥0の見出しクーポンを消して、クーポンを20本以下にする

  2. 同じ名前のスタイルを、「悩み×形×年代」の名前に付け替える

  3. PickUp口コミを1ヶ月以内のものに差し替え、低評価から返信する


終わりに

無料診断はお一人様1回、サロンページのURLをいただくだけで、1〜3営業日でPDFをお届けしています。

営業のお電話はしません。有料メニューのご案内も、レポートの最終ページに1回書くだけです。


自分のサロンページがどう判定されるか知りたい方は、こちらからどうぞ。

無料診断のお申し込み → https://www.sai-beauty.jp/salon-diagnosis

このブログでは、サロンの集客に役立つ情報を発信していきます。診断の集計も、続けてお伝えしていきます。


※本記事の数値は2026年9月2日〜7日に実測・判定したものです。検索順位や表示仕様は日々変わります。

※「公式調査」はホットペッパービューティーが公表している利用者調査、「業界で適正とされる」数値は当方が確認した業界情報です。診断は公開ページの分析と改善のご提案であり、成果を保証するものではありません。

※「ホットペッパービューティー」「サロンボード」は株式会社リクルートの商標または登録商標です。Sai beautyの診断サービスは、株式会社リクルートとは提携関係にない独立したサービスです。

 
 
 

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